前歯がなかなか閉じない?もしかしたら“舌のクセ”が原因かも
まだまだ暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
本日は、舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)をテーマにお話をさせていただきます。
皆さんは、『最近徐々に前歯が前に出てきた』『お子さんがお口をぽかんと開けていることが多い』
など、思われた経験はありませんか?
それはもしかすると、“舌のクセ”が原因かもしれません。
“舌のクセ” 専門用語で、舌突出癖と言いますが、それは飲み込んだり話したりするときに、舌を前方に突き出したり、上下の歯の間に押し出したりするクセのことです。
そのクセがお口や歯に及ぼす影響として、
* 前歯が噛み合いにくくなる
* 開咬(前歯が閉じない状態)につながることがある
* 歯並びに影響することがある
* 発音に影響する場合がある
* 口呼吸やお口がぽかんと開く状態と関係することがある
といったことがあります。
舌突出癖が起こる原因は、いくつか考えられますが、
* 指しゃぶりなどの習慣
* 口呼吸
* 舌の筋力や動かし方の問題
* 飲み込み方のクセ
* 歯並びや顎の形との関係
など、一つとは限りません
このクセを改善できると、
歯並びが良くなる、発音がしやすくなる、飲み込みやすくなるなど、お口や身体にとって良い影響が期待できます!
改善方法としては、『MFT』という訓練があります。
MFT(口腔筋機能療法)とは、お口の周りの筋肉や舌を正しく動かすためのトレーニングです。
その内容をいくつかご紹介します。
・舌の正しい位置を覚える
安静時には、舌の先を上の前歯の少し後ろにある「スポット」と呼ばれる位置に置きます。
「舌先をスポットに置く → 舌全体を上あごに吸いつける」という練習をします。
・飲み込む練習
飲み込むときに舌を前に押し出さず、舌を上あごにつけて飲み込む練習をします。
・舌の筋力トレーニング
舌を上あごにしっかり押しつけたり、舌を正しく動かしたりする練習をします。
舌が前に出ている気がする」「前歯が閉じない」「お口がいつもぽかんと開いている」など、気になることがあれば、一度当院へ相談にお越しください。
お口の状態を確認したうえで、その方に合ったトレーニングをご案内します。
本記事作成者
奈良市 学園前山田兄弟歯科
歯科医師 目見田

