Blog

新着情報

歯のブログ

知覚過敏にお悩みの方

こんにちは!大型連休どうお過ごしでしょうか。
過ごしやすい気候になってきましたね。

冷たいものを過敏に感じてしまったり、ブラッシング時にしみるといった症状の知覚過敏。
アイスや冷たい飲み物が辛かったり、歯磨きが嫌になりますよね。
象牙質という本来歯ぐきの下にある部分が露出してくるとそこに冷たいものがしみたり、ブラシでこすると痛みがあるものです。

ではなぜ歯ぐきの下の部分が出てくるのでしょうか。
原因の①つはブラシで擦りすぎです。歯ブラシのストロークが奥から手前まで一気にごしごし擦ることで歯の表面が摩耗し、歯茎を傷つけます。また、ブラシが硬い方に関しても要注意です。
一度お使いの歯ブラシをお持ちください。
知覚過敏用の歯磨き粉はしみる部分を埋めてくれる作用があるので、お試しいただければと思います。
 
②つめの大きな原因はかみ合わせや歯ぎしりです。
睡眠時に歯にかかる力は覚醒時に食事している時の歯にかかる力を大きく超えていると言われています。
歯ぎしりすることで歯を揺らすようなかみ合わせになっていることで歯の神経が過敏になることがあります。
対策としては普段から歯と歯を当てずに1mmほどの隙間を空けるようにトレーニングをしたり、就寝時にマウスピースを装着するようなことが挙げられます。

ストレスを大きく受ける環境になれば、覚醒時、就寝時の歯ぎしり、食いしばりは増えていきます。
歯ぎしり食いしばりが一番強い時期に銀歯が外れたり、欠けたり、噛んだ時の鈍痛、噛みしめる筋肉の張り、圧痛、首周囲の筋肉の張りや知覚過敏を感じていませんか?

ナイトガートと呼ばれるプラスチック製のマウスピースを就寝時につければ、歯並びからくるはまり込みを解除し、有害な力から歯を守ってくれます。
また、ボトックスを咬む筋肉に注射することもできます。

初めて生える永久歯は6歳頃に。男女ともに平均寿命は80歳を超え、今後も伸び続けていくでしょう。

1本の歯を80年以上も使わないといけないのに、咀嚼しているときの歯どうしが当たっている時間より、寝ている間に歯どうしが当たっている時間の方が長かったらどうでしょうか。

寝ている時はカバーを付けて頂くのが予防になるかも知れません。

まだ夜は冷えますので、油断せずお過ごしください。

本記事作成者
奈良市 学園前山田兄弟歯科
歯科医師 中谷

Page Top