歯のブログ
口腔ケアで インフルエンザを予防しましょう
今年もインフルエンザの季節が来ました。
インフルエンザの感染拡大が続いており、今シーズンは、1回かかっても、2回、3回と、再び感染する可能性もあると言われています。
インフルエンザに対する免疫は、感染することでつきます。しかし、この3年間は、インフルエンザが大きく流行することはなく、免疫力が低下してしまいました。
しかし、口腔ケアをする(お口をきれいにする)事で、インフルエンザを予防できることが分かってきました。
口はウイルスや細菌などにとって人体への侵入口のひとつです。
口の中に存在する細菌が作る酵素が、口やのどの粘膜を守る層を破壊し、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。
しかしその一方で、口内はウイルスや細菌などの侵入を防ぐ役割を果たす場所でもあります。口内には粘膜免疫と呼ばれる、ウイルスなどに対する防御機能が備わっています。ただし口内が不衛生な状態では、この免疫力は弱まり、防御機能も十分に発揮できません。こういったことから口内環境を清潔に保つことは、インフルエンザ予防の観点において重要と考えられています。
虫歯や歯周病だけでなく、インフルエンザなどの感染症の予防のためにも、普段から口の中を清潔に保てるよう、こまめなケアを心がけましょう。
引用文献 全国健康保険協会
はみがきでインフルエンザ予防
本記事作成者
奈良市 学園前山田兄弟歯科
歯科助手受付 大西