噛むことの大切さ。 - 奈良市の歯科|学園前山田兄弟歯科

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噛むことの大切さ。

皆様は食事の際に噛む回数を気にされたことはありますか?

弥生時代の一回の食事の噛む回数は3900回。それに比べて現代人の1回の食事で噛む回数は620回です。今と比べてなんと約6倍以上だったと言われています。

弥生時代の卑弥呼はおそらくいい歯をしていた想定から8つのメリットを示す『ひみこのはがいーぜ』というキャッチフレーズが生まれました。内容としては…

ひ:肥満防止 よく噛んで食べることで脳にある満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐ。

み:味覚の発達 よく噛んで食べることで食べ物の味がよくわかる。

こ:言葉の発達 口の周りの筋肉や顎が発達し、表情豊かではっきりとした発音に。

の:脳の発達 噛む刺激で脳の発達が活発に。認知症の予防にもなる。

は:歯の病気を防ぐ 唾液がたくさん分泌され、虫歯や歯周病を防ぐ。

が:ガンの予防 唾液中の酵素には、発ガン性物質の発ガン作用を消す働きがある。

い:胃腸の働きを促進 消化酵素がたくさん出て消化を助ける。

ぜ:全身の体力向上 力を入れて噛み締めた時、歯を食いしばることで力が出る。

上記の通りよく噛むことは身体にもいい影響を与えてくれます。

ですが現代人は柔らかいものを食べることが多く、噛む力が衰えつつあると言われています。

具体的な工夫としては…

①調理での工夫

・噛み応えのある食材を使う。

  →食物繊維の多い食材や弾力のある食材を使う。(根菜類やこんにゃく、タコなど)

・切り方を工夫する。

  →食材をいつもより大きめにカットする。

・食材を茹で過ぎない。

  →食感を残し、よく噛むことに繋がる。

➁食べ方の工夫

    ・一口の量を減らす。

 ・一口30回を目標に意識して噛む。

 ・食事に時間をかける。

 ・水分で流し込まない。

・ながら食べをしない。(スマホなど)

食事の中で意識されていることはありましたか?

『ひみこのはがいーぜ』ぜひ覚えて帰ってください。

いつまでもご自身の歯でしっかりと噛んで食事ができるように歯の健康を維持していきましょう。

本記事作成者

奈良市 学園前山田兄弟歯科

歯科助手 北條

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